柔道の目的・技の理念

技の原理

「身体と精神を最も有効に働かせる」、これが柔道の根本原理で、この原理を技の上に生かしたのが「作り」と「掛け」の理論となります。

嘉納師範の指導を受ける女子部員たち(大正初期)

「作り」は、相手の体を不安定にする「くずし」と、自分の体が技を施すのに最も良い位置と姿勢をとる「自分を作る」ことから成り立っています。 「掛け」は、この作られた一瞬に最後の決め手を施すことをいいます。
この「作り」と「掛け」は、柔道の根本原理に従った技術原理ということができます。

互いに、精力善用・自他共栄の根本原理に即した作りと掛けを競い合う間に、自然とこの根本原理を理解し、体得して、社会百般の実生活に生かそうとしています。
「技から道に入る」わけです。

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